2005年05月17日

SEの人件費はどこからくるの?

昨日の続きです。


ITソリューションといわれる会社は「何を売っているの?」という質問が先に来てしまうのかもしれません。

これを話すと話が発散するので、お客様が払う費用に対して提供しているものは、


人を売買する



と思ってください。

冗談ではなく、私はこの業界は人身売買か!と思ったときもあるほどです。


その説明はいつも楽しく読ませていただいているMWさんのBLOG それほど間違ってないプログラマ用語辞典 1人月ってナンデスカ?

がわかりやすいと思います。

※MWさん 無断転載ごめんなさいm(_ _)m


要するに「このシステムを作るには○人月かかります」という計算をするわけです。

これはどこの業界も似たようなもんだと思います。


例えば、

お客様「うちのHomePageを作ってほしい。その中ではネット上で取引ができるような機能(オンラインショッピング)もつけてほしい!」

という要件があります。

そこで我々のような会社はそのお客様の要件を聞いて、それに見合うシステムを見積もります。

この見積もりの1つの観点として、「何人・何ヶ月でできるか」という所が金額となります。

もちろん、1人月の費用は会社によって異なります。

単純に計算すると

人月の合計 × 単価(一人当たりの金額) = 契約費用

になるわけです。



わかりやすいかどうかわかりませんが、例としては披露宴の食事だと思ってください。

一人当たりの食事の金額を決めるとき、1万円か1万5千円か選ぶとします。

当然、1万5千円の方が豪華ですが、1万円でも食事は提供できるので問題はありません。

参加者が多ければ当然披露宴全体の費用が大きくなります。

うーん、よけいにわかりにくくしました?(笑)



つまりは、この「工数」というものが鍵を握ります。




お客様はこの「工数」を気にする方もいますが、一般的には「契約費用」を気にしますよね。
つまり、「で、うちはいくら払えばいいの?」という感覚です。


ITサービスを提供する会社としてみれば、「このシステムを作るにはこれだけの工数は当然かかります」といっても、お客様は「いや、こんなに払えないよ。」と、工数を理由にしても全然意味がありません。


ではどうするか。

単価を下げる。これも1つの手です。

意外なのが、この人間の単価の値引きがなかなかできないことです。

会社で決まっている単価をいじることはかなり困難です。

なので、安い会社に外注したりして全体の費用を下げようとします。



しかし、往々にして工数をいじられます。

つまり、本当は1ヶ月フルフルで働いてできる仕事を0.8人月(つまり16日)でやるように見積もられます。

そうすれば、全体の金額が下がります。

営業も大喜びです。


そう、泣くのは、20日分の仕事を16日間でやれと言われた現場のSEだけなのです。






もちろん、こういう状況はITサービスを提供する側にとってもお客様にとってもメリットはなく、改善されるべき課題であることは間違いないです。

今は勝手に工数をいじれないようになっている会社も多いみたいです。




posted by ysuke at 14:47| Comment(2) | TrackBack(0) | SE 体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どもー、無断掲載サンキュ〜です。

知り合いのSEが最近、足りない単価をカバーする為に別の現場と掛け持ちを命じられました。片方だけで普通に忙しいのに。
末期です……
Posted by MW at 2005年05月18日 01:10
MWさん
コメントありがとうございますo(^-^)o

>足りない単価

世の中には0.5人月というよくわからない基準の仕事がありますよね・・・。
0.5×2でちょうど1人月・・・。

どんなマジックやっちゅうねん・・・。

0.5が10日分の仕事な分けない・・・。

Posted by ysuke at 2005年05月18日 17:00
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/3700840
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。